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葬儀でのお香典のマナーや金額の相場について

2020年01月31日

お香典とは、葬儀で死者の御霊前に供える金銭のことです。社会人であればお香典を包んで葬儀に参列するのが一般的なマナーとなっています。

お香典の金額は、故人との関係によって異なります。例えば会社の関係者や友人などの葬儀より、親族など血のつながりのある故人の葬儀の方がお香典の金額が高くなります。

今回のコラムでは、お香典のマナーや金額について紹介していきます。

お香典のマナー

葬儀をあげる費用は決して安いものではありません。特に親族の葬儀への負担は大きいため、経済的に厳しい状況に対処する相互扶助の意味合いも込められています。

お香典を現金とする風習が確立したのは戦後あたりのことです。もともとは参列者に振る舞う食べ物を持ち寄るのがお香典の始まりだったと言われています。このようにお香典は古くから続いている風習なので、マナーはおさえておきましょう。

お香典は「香典袋(不祝儀袋)」に包んで持っていきます。 香典袋 はコンビニや100円ショップなどで購入できます。

香典袋 には下記の項目を記入します。

  • ・外袋⇒表書き(御霊前・御香典など)、ご自身の名前
  • ・中袋⇒金額・住所・氏名

香典袋への記入項目は、毛筆のペンで書くのがマナーとされています。ボールペンで書くと失礼にあたってしまうため気を付けてください。文房具店ですぐに購入できる筆ペンが手軽でおすすめです。

お香典は基本的に告別式で受付の人に渡します。通夜にのみ参加する場合は通夜のタイミングで渡してもらって大丈夫です。

お香典の金額

お香典を包むときに一番気になるのが「金額はどれだけ包めばいいのか?」ということですよね。お香典は故人との関係によって異なり、親族であれば血のつながりが近しいほど金額が高くなります。

お香典の金額のおおよその目安は下記の通りです。

  • ・実親⇒50,000円~100,000円
  • ・祖父母⇒10,000円~30,000円
  • ・兄弟姉妹⇒30,000円~50,000円
  • ・義父母⇒50,000円~100,000円
  • ・おじ・おば⇒10,000円~20,000円
  • ・友人⇒5,000円~10,000円
  • ・会社関係者⇒5,000円~10,000円

親や兄弟姉妹の葬儀の場合、ご自身が喪主をつとめることがあるかもしれませんが、その場合はお香典は必要ありません。お香典が必要なのは参列者として葬儀に出る場合のみです。

初めて葬儀に参列するとき、準備をすることが色々あって慌ててしまうかもしれませんが、こういった一般的なマナーはしっかりおさえておきましょう。

他にも葬儀のマナーに関するコラムを投稿しているので、目を通して頂けると幸いです。