お知らせ
- トップページ
- >
- 善宗寺からのお知らせ
- >
- 一問一答 2
仏教・仏事
葬儀の際、祭壇には、さまざまなお飾りをしますが、葬儀壇の中央上部に安置するのものは、次の①から④のうち解答はどれでしょうか?
①故人の遺影
②ご遺体(棺)
③ご本尊
④親鸞聖人
解答・解説
③ご本尊
浄土真宗の仏事はすべてご本尊を中心に勤めるものですので、ご本尊(「南無阿弥陀仏」の名号、または「阿弥陀如来」の絵像)を掛けます。
葬儀壇といえば、その豪華さばかりを気にされる方も多いようですが、古くから、葬儀は「野辺送り」と言って、自宅から葬列をくんで葬場に向かい、用意してきた三具足(香炉・花瓶・蝋燭たて)を荘厳して野卓(のじょく)をつくり、お勤めしていました。このようなことが葬儀壇の基本となるわけですから、豪華に飾る必要はありません。
大切なことは、葬儀壇の中央上部にご本尊を安置して、誰もが合掌できるようにすることです。