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ありがとう

2025年07月12日

  「ありがとう」という言葉はよく使いますよね。「ありがとう」という言葉は仏教から由来した言葉と言われています。

 漢字で書くと「有り難う」、有るのが難しいと書きます。つまり「めったにないこと」という意味になります。このことから、他人からの施しや親切を「当たり前」ではなく「有り難い」と感じる心、感謝の気持ちを表す言葉として使われるようになりました。

 いろいろな言葉の中で、「ありがとう」という言葉は、相手に感謝の気持ちを伝える、もっともすばらしい言葉の一つだと思います。「ありがとう」の言葉を掛けられると、言われた方は、「してあげて良かった。またしてあげよう。」という気持ちになります。そして、言われた方だけではなく、「ありがとう」を言った方も、その胸の中がポカポカしてきます。言った方も言われた方も、他の人にもまた「ありがとう」を伝えたくなるのです。

 お釈迦様は、「人の生を受くるはかたく、やがて死すべきもの、いま生命あるはありがたし、仏法を耳にするは難かたく、諸仏の世に出づるもありがたし」と説かれています。生きていることはあたりまえではなく、ありがたいことなのです。「死す」ことがあたりまえなのです。

 極楽浄土に往き生まれることができるお念仏のみ教えをいただき、阿弥陀様に会うことができることは、奇跡といえるほどありがたいことなのです。阿弥陀様の教えに出遭わせていただいた私たちは、この人生が終わると、仏様にならせていただきます。生まれ難い人間に生まれ、遭いがたい仏様の教えに出遭わせていただけたことを喜ばせていただきましょう。

 そして、どんな小さなことでも「ありがとう」とスッと言える、私でありたいと思います。

 南無阿弥陀仏