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- 一問一答パート5
仏教・仏事
弔電を送る際、真宗の教えのうえから相応しくない文言は、次の①〜③のうち解答はどれでしょうか?
①生前のお姿を偲びつつ、哀悼の意を表します。
②ご逝去の報に接し、謹んで哀悼の意を表します。
③突然のご訃報に接し、心からご冥福をお祈りします。
解答・解説
③突然のご訃報に接し、心からご冥福をお祈りします。
「ご冥福をお祈りします」という言葉をよく聞きますが、「冥福」とは「冥土(冥途)の幸福」を略した言葉で、「冥土」=「死者の霊魂がたどって行く道、亡き者がさまよい行く世界」なので「迷いの世界での幸福を祈る」ことを意味しています。
しかし、真宗の教えでは、亡くなった方はもはや迷うことなく、「浄土に往生する」「浄土に還られ仏となる」と教えていただきます。弔電や弔辞は、亡き人を偲びつつ、故人との出会いに感謝し、哀悼の意を表すものです。